欧州自転車レース追っかけ日記

Tour de Suisse 2008 Part XI

ツールドフランスの準備がまだあるのです。明日(水曜日)は早起きして、午前中に車のオイル交換をして来ようかと思ってます。

ラフに使える防寒着も本当は欲しい。山の上で雨が降ったりすると寒いんです。2007年のTdFの13ステージのタイムトライアル時の不意の雨で凍えそうだった僕を救ってくれたのがルクセンブルク人で、先週のツールドスイスで一緒に数日を観戦した2人です。頼るならルクセンブルク人です。シュレック兄弟の名前をペイントすれば、飯やらビールをおごってもらえます。

第2ステージの出発地でガイドブックを配布してました。これはレースコース、タイムテーブル、スタート・ゴール地の駐車場位置の詳細、選手・UCI関係者宿泊ホテル、招致自治体の代表者へのインタビューやら結構な内容のガイドブックでした。一応定価は記載してあるのですが、無料配布してました。この選手宿泊ホテルの情報がもっとも重要です。ツールではこれは関係者のみ入手可能です。この内容を薄めたガイドブックは本屋さんで売られます。もう本屋で売っててもおかしくない時期だが。

一冊持ってます。使用したので、多少汚れはありますが、綺麗です。欲しい人居ますか?



このエントリーの本題は「僕、新聞に載る」です。

さて、第3ステージがあった月曜日は観戦はしませんでした。Altdorf(アルトドーフ)に日曜日と月曜日は宿泊しました。ここは最終日の前の日のタイムトライアルのスタート、最終日のスタートの場所です。街中心にウイリアム・テル(ドイツ語風に言うと、ヴィルヘルム・テル)の像があります。博物館もあるし、この街が由縁のある街らしいです。実在した人物だったのでしょうか。時間がある人はWikipedia等で検索してください。

月曜日はクラウゼンパスを自転車で上ることを決めてました。トレーニングです。これの以前に運動として自転車に乗ったのは1月か2月だと思います。レース追いかけが忙しく、日曜日の天気が、とか言い訳も多く、さっぱり乗ってませんでした。そしていきなり、クラウゼン峠。標高差1500mです。無謀です。まあ、のんびり上るから大丈夫さ、と楽観してました。

午前11時30分にキャンプ場を出る。天気は曇り時々太陽が覗く感じ。気温は確か20度あるかないかで、太陽が出るとポカポカ。のぼり初めて10分(位?)して、多分200m程度の高度上った時に、体調に変化が。そう、体内の毛細血管まで血が周り、脳内の血が不足したあの感じ。慌てて自転車を降り、沿道のスポーツ施設の小さな駐車場の生垣の縁に腰をおろす。その時点で目の前は黄色。くらくら。

そして直ぐ、視力が無くなりました。目を閉じても、開けても真っ暗闇。脳の視覚をつかさどる部分が完全職場放棄状態。確か1分程度は視覚無しで、聴覚もあったかどうか怪しいです。しだいに体調は改善。たしか30分程度はそこで腰をおろしたままでした。

そして、クラウゼン峠へ向けて出発。慌てて自転車おりて座ったから良かったが、もし座るタイミングが遅かったら、立ちくらみでその場に倒れたでしょうね。

で、その後ものろのろと順調に上る。「きつくなったら下りては休憩」の繰り返し。途中の村では写真を撮ったりして、のんびりと上る。頂上から8.5km、高度差で700m下のホテル(カフェ)で休憩。この時点では曇りでした。カフェではコーヒーとケーキを頂く。写真も撮ったので、後に載せます。ここで、40分から50分も休憩。そして、先へ。

その辺りから、霧(というか、雲の一部みたいな状態)が発生。視界は100m程度からそれ以下になる。雨ではないが、霧雨を感じる中上る。気温も下がる。そこまでは半そででも良かったが、そこからは薄手のウインドブレーカーを着て上る。

そこで、一人の自転車乗りに追い越される。当然向こうは速い、僕は遅い。その後直ぐ、女性の自転車乗りに追い越される。彼女は愛想良く、挨拶。僕も挨拶を返す。

その先はさらに視界も悪く、誰も居ない不気味な峠道。息が上がり全然スピードが出ないが、のろのろと上る。前輪はシマノのハブダイナモ付き車輪。ライトはシマノ製のLP-R600です。これは日本限定発売品でしょう。欧州では入手不可です。これはさそさん、結城さんのご協力で入手したものです。同時にハブの直ぐ側に付くようにクイックシャフトのネジ側に使うステイを使用。これも同上にお二人のご協力によるものです。

さて、しばらくすると例の女性が道路脇に立って写真を撮ってた。といっても何も景色が写るわけじゃない。だって濃霧。僕は先に行ったが、彼女はまた追いついた。そこで並走して話しをした。

彼女はベルン(スイスの行政上の首都)の新聞社で働くジャーナリストで、当日は上司の命令で業務として峠を上ってきたのです。ツールドスイスの75歳という記事を書くための取材なのでした。一緒に上りながら、僕も自分のこと、なぜ今クラウゼン峠を上ってるのか、とか様々雑談。一通り、話しして、彼女は先に行くから頂上のカフェでまた、と。

その後もゆっくり上る。目的は土曜日のタイムトライアルの観戦ポイント、車を停める場所のチェックなのです。クラウゼン峠は切り立った部分(山側、谷側)が多く、路肩がほとんどない。駐車できるスペースもほとんどない。日本の皆様もテレビ中継で観たと思いますが、そんな場所が多く続きます。

頂上に着く頃には気温は多分7度とかだったでしょう。到着時刻はなんと午後4時半頃。頂上のカフェにはお客さんが3人が居た。男性2名と先ほどの彼女。そこで、また自転車談議。Team CSCのファンで、どうのこうのと。そこで、彼女は新聞の記事に僕のことに言及しても良いかときいた。問題ないので、OKとした。キャンプ場に行けば、名前とかメールアドレス、ブログサイトを書いた紙があるし、Team CSCの選手のサインがある今年のジャージもあるよと言うと、一緒にキャンプ場まで行くこととなる。

他の2人のうち一人は日本人だった。もう一人はスイス人で仕事先の合衆国で知り合って、遊びにきてるということだった。それはさて置き。

峠の標高を示す標識の前で記念写真撮って、下る。半そでジャージの上に、長袖ジャージ着て、そしてウインドブレーカー、冬用のTeam CSCロゴ入り手袋をして下る。上り始めた頃は、「長袖ジャージとこの手袋が邪魔だ、置いてくればよかった」と思ったが、実は正解で、これが無ければとても下れない。下るのは簡単。ブレーキレバーを握るだけ。後輪のカーボン車輪はブレーキを使わない。前輪は峠の下り専用に買ったようなもの。途中の村での上りで両足の腿がつる。あー、普段の不摂生が。

ということで、麓のキャンプ場で追加写真等を撮って、彼女とはお別れ。記事書いたら、PDFで送るからと。

で、後日本当に新聞に載りました。写真付きで、実名で。金曜日にそれがベルン地域で出回りました。ベルンに居る友人は家に帰って新聞開いたら僕が載っててびっくりしたと言ってました。

まあ、ジャーナリストの彼女にしてみれば、景色の写真は撮れず、全く自転車乗りが峠に居ないので、インタビューも出きず、取材にならず、記事をどう書こうかと思ってる時に、僕みたいな外国人で地元のカンチラーラの居るTeam CSCのファンの奴を発見したわけですから、そりゃ助かったでしょう。どれだけの人がその新聞の記事を読んだかは不明。英語版のブログのアドレスが載ったが、特にコメントが書き込まれたわけじゃないし。

こんなこともあるんですよ。

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  1. 2008/06/25(水) 00:18:22|
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Tour de Suisse 2008 Part X

これもネタです。土曜日のステージの後にはTeam CSCとRabobankが宿泊するホテルの近くで野キャンプしました。ルクセンブルク人2人と一緒です。日曜日の朝にホテルに行って、選手達に声を掛けようと決めてたのです。

この晩はロシア対オランダの試合がありました。結果はロシアの勝利。我々は衛星TVで観戦。そして、朝、僕があるいたずらを思いつきました。Team CSCのロシア人コロブネフのためにロシアの国旗は車に積んでます。結構大きい旗なのです。小さい旗がなかったのです。で、「じゃ、Rabobankのスタッフが仕事してるだろうから、ロシア国旗持って、スタッフの中で踊る」と宣言。

これは結構ヒットでした。オランダ国旗とロシア国旗は実は似てます。色はほぼ同じ。配色の順序が違うだけ。スタッフ達は、ロシア国旗を背中に負ってスキップする僕に大受け(というか、睨んでましたけどね)でした。

ホテルの女将やらウエイトレスが選手達と記念写真を撮りたがってました。そこで、Rabobankがホテルを出る際(選手4人は自走、オスカー・フレイレ除く)に、スタッフが、「あと2分で出発、じゃ、お嬢さん達と記念写真」と声を掛けました。ホテル前の階段でスタッフ、選手、女性陣が並びます。そこで、女将のデジタルカメラをさっと取り、集合写真を撮ってあげたのは僕です。だって、Rabobankが嫌いなわけじゃないし、同じスポーツを愛する仲間ですから。


オランダと言えば、何が浮かびますか。風車?。僕にはオランダと言えば、ビール飲んで騒いで、立ちションというのが浮かびます。オランダへ行ったことのある人なら、あの独自の男性用公衆トイレをご存知ですよね。

この日のBlick(スポーツ新聞系、ツールドスイスのスポンサーでもある)にある写真が載りました。それはステーグマンが野外で用を足す後姿。そして、その場所は道路沿いのあるイエス・キリストの像が立ってる場所。ちょっと不謹慎な構図です。この写真にオランダ人達(Rabobankのスタッフ、選手)は大受け。ブラム・タンキンクは特に大喜び。僕と一緒のルクセンブルク人が購入したこのブリックの写真の部分をちぎって、「ステーグマンに見せる」と張りきる。

そして、実際、スタート前のチーム車両駐車場で再度タンキンクを見た際には、クイックステップのバスの側。通り過ぎる我々を見て、タンキンクが彼が買った新聞の記事だ、と言うと、クイックの偉い監督が「どの新聞だ」と訊く。

一方、スタートサイン台側の関係者用ミニカフェでくつろぐフィリップ・ジルベール。この臨時テントカフェのテーブルにもブリック紙は置いてありました。そして、ジルベールはこの写真を見つけて、笑う。隣の選手達にも見せて大受け。彼も立ちションがツボらしいです。後に、ジルベールの前を自転車に乗り、サイン台へ向かうステーグマンが通過。ジルベールはステーグマンに叫びますが、(事前にタンキンク情報で自分のことがさらされてることを知ってたはずの)ステーグマンは完全無視で通過。その後もジルベールはその写真を見ながら愉快に他の選手と談笑でした。

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これが、そのブリック紙を握り締めてうれしそうにしてるジルベール。握り締めたままステーグマンを待つ。
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新聞記事の写真を切り取るタンキンク。朝のホテル前。

おまけ
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土曜日の朝。メカニックのロジャーがカンチのタイムトライアルマシーンを組み立てしてた。次週の国内選手権用かときいたら、違うとこのこと。機材トラックの中に、カンチのTTマシンが有ったので、それを使うのだろう。で、この新車は、ツール及びオリンピック用のマシンらしい。ケーブルのアウターはノコン。色は金色。オリンピックの金メダルをイメージしたロジャーの選択らしい。後に出たきたカンチはそれを見て「金色かよ」とちょっとびっくりしてた。

テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/06/24(火) 01:07:02|
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Tour de Suisse 2008 Part IX

自分が見たいポイントを確保するために山篭りするのはハードコアなファンです。またタイムトライアルは選手達の下見があるので、コース脇に野宿して、前日から待つのが、正しい観戦です。

土曜日(タイムトライアル)時には仲良しのルクセンブルク人2人と一緒に観戦してました。金曜日には現地入りして、そこにキャンプでした。

特に待ち合わせしたわけでもないのです。僕が金曜日の朝9時過ぎには山頂ゴールから約2km下の地点で車を停めて、ルクセンブルクのミニ旗を車の側に立てて、見えるようにして、自転車トレーニングしてたのです。彼等はその旗と僕の車を見て、「あいつ居るな」と思ったとのこと。その後彼等は観戦場所を探したのですが、僕の居た場所が良い場所だったので、合流したというわけです。

3人で、Team CSCはコース途中位置のホテルだから、多分夕食後に視察にくるぞ。アンディ辺りが来そうだな、とは話してました。その時点では、ペイントは4割程度完成してました。時間的には21時を回ったころでしたが、まだ全然明るいのです。警察の車が20時前後に1台来たので、中休みしてました。

昨年はあの悪魔おじさん(ディディ)がツールドスイスの際に道路ペイントしてるのを警察にとがめられ、投獄されたということを何人にも聞かされてたので、ハラハラしてました。そして、投獄の件で怒ったディディは今年はツールドスイスには来なかった様子です。

僕はそれほどサッカーに興味はないのですが、他2人はサッカーも観たいと言ったので、僕の衛星放送受信機を使って観ようという話しになりました。そこで、僕がチャンネル数1000以上の中から、見たいチャンネルを探して格闘してると、「今、Team CSCの車が1台上がっていったぞ」と。「じゃ、降りてくるときに捕まえよう」とTeam CSCの旗を持ってスタンバイ。

そして、無事にトーステン・シュミット(DS)の運転する車を捕捉しました。助手席にアンディ、後部座席にフランクが乗ってました。ここで我々3人はルクセンブルクの旗の下で応援してるからね。もうペイントもしたからね、と言うと、「もう見たよ」と。その後もサッカーの試合を見ながら、チームカーが上がってくるかを気にしてましたが、他のチームはこの日には視察なしでした。「じゃ、明日は午前に視察に来る選手に声掛けて楽しもう」、と我々は決めました。

そして、当日土曜日の9時半頃から、続々と上位を狙う選手達が車、或は自分で漕いで上ってきました。中でもかっこよかったのが、エキモフ(現役じゃなく、DSですけどね)でした。すがすがしく登ってきたので、「エキー」と声を掛けると、手を振って答えてくれました。そのエキモフから遅れて、車で来たのが、クローデンとイヴァノフです。車の中のクローデンは我々に手を振ってくれました。

峠の帰りはクローデン、イヴァノフとも自転車での自走でした。クローデンは声を掛けると、また手を振ってくれました。彼は実は気さくな良い奴なんですよ。一方イヴァノフは反応なし。で、ルクセンブルク人の一人が、下るイヴァノフに「セルゲーイ、セルゲーイ」と延々と声を掛けつづけると、根負けしたイヴァノフが約800m以上下った先で軽く手を上げました。こうして、選手達と遊んで楽しむのです。

さて、クネゴ、David Loosliともう一人(誰だっけ?)が自走で上がって着ました。するとルクセンブルク人の彼は、イタリア語で延々と(彼等が視界に入ってから、通り過ぎるまで1km以上の距離)クネゴをからかいます。ルクセンブルク人とクネゴの因縁はご存知ですよね。アムステルゴールド以来の因縁です。で、クネゴは我々の前を通り過ぎる際には笑ってました。というか、もう、笑うしかないですよね。彼等は帰りは車でしたが、その際は助手席のクネゴはむすっとしてました。

キム・キルシェンは来ませんでした。また別のルクセンブルク人(エンジン付きバイクで登坂してきた)の情報だと、途中でキルシェンとシュレック兄弟が自走してるのを見たが、一般車が多くて、引き返したらしい、ということでした。

ルクセンブルク人の2人は、「上りタイムトライアルはダメだ。キルシェンは、良い時と悪い時の波があるから」というコメント。この2人、木曜日はキルシェンが勝ったステージをゴール地点で観てたのです。

アルバシーニとクロイツイガー(ドイツ語読みではこう発音されます)も自走で登ってきました。Rabobankではテンダムだけが(自走で)きました。クリスチャン・クネースも自走。バスクの選手達は車でしたね。ケッセデパーニュは車で登坂。中には多分、ホセ・ルハーノが居たのでしょう。

この視察でのオチはSaunier-Duval Scottです。車で登って来ました。誰が乗ってかは見えませんでした。そして、一般車も居るので、一瞬渋滞して、車は停車。そのゴール前2.8km位の場所(我々の場所からつづら折で直ぐ下)でなんとUターン。我々も「総合上位居ないからね、はっはっはっ」と笑うしかなかったです。ゴールを見ずにUターンとは。

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  1. 2008/06/23(月) 23:25:20|
  2. スイスのレース
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Tour de Suiss 2008 Part VIII

帰って来ました。写真やら、なんやらは整理する必要があるので、しばらく手が出ません。スイスのベルン地域(限定だろうと思う)のローカル新聞の記事に僕が載りました。小さいコミュニティー新聞とは言え、一面全部使ってます(汗)。(この話題はまた後で)


さて、ベルン(カンチラーラの住んでる所)での母ちゃんアタックに、最後のアタックとすごい最終日でした。スイス人の友人(もう十数年来の友人)の家によってから、一緒にレースに出かけたのですが、彼から「この前ショッピングセンターでカンチラーラと家族見た」という発言が。うーん、まさしく地元。

頭がボーっとしてるので、笑いのネタだけをちょっと。

LukmanierpassでもKlausenpassでも衛星放送でレースの中継を観ようと努力。キャンピングカーの屋根にアンテナを立ててる人達に、英語やらドイツ語やらで「どの衛星なら見れるの」と聞いて周りました。結局SF2(スイス・テレビ2やら、そのイタリア語版のTSI2)は衛星放送では無料配信されてなく、多くのベルギー人は地元のフランダーステレビ(有料)を経由してレースを観てたのでした。僕のは無料放送だけの受信機なので断念。でもその努力(峠のご近所に聞いて周る)が意外な収獲をもたらしたのです。(衛星受信機のおかげでルクセンブルク人の知り合いたちと一緒に峠でサッカーは観れた)

タイムトライアルのあったクラウゼンパスで、僕の場所から100m下がったコーナーに陣取ったベルギー人夫婦に「衛星の件」を聞きました。おじさん(50代かな)は英語が上手いし、(奥さん共々)ドイツ語も行ける。この夫婦としばらく談笑。すると、僕のペイントやらの話題から、
おじさん「昨年のドーフィネリベレではゴール前50mのコーナーに居てさ、」
僕「えっ、僕はその更に下、100m前後でペイントしてたよ」
おじさん「気付かなかったな。じゃ、カザフ男覚えてる?」
僕「もちろん!あの、ヴィノクロフファンの、アスタナジャージの、メガフォンの」
と、カザフ男の話題で超盛り上がりました。このおじさんは昨年のツールも回ってたので、カザフ男のその後もご存知でした。(僕もツールでは2回彼を目撃しましたが)

「カザフ男の興隆と、滅亡」

このカザフ男を僕のブログでご存知の方は読みつづけてください。ご存知ない方は、昨年のエントリーを読んでいただくとよろしいかと。具体的には左のメニューから「2007年8月」、「2007年7月」と「2007年6月」のエントリーをご覧ください。

ドーフィネの後、ツールの期間中に彼(カザフ男)に会ったのは、Tignesがゴール地で、予想通りに、ラスムーセンが一人アタックで、マイヨジョーヌをゲットしたステージ。レース後、次の移動地へ向かうために車で峠を下ってると、彼を目撃。そして、次に彼を観たのは、13ステージ(Albiでのタイムトライアル)だった。この日はビノクロフの勝利。レース後警官4人と談笑する彼を目撃し、声を掛けた。思えば、彼の絶頂期だった。本当に得意満面だった。その後は彼を見なかった。

さて、おじさんは別の峠でも彼を見たということだった。そして、衝撃の証言が続く。ビノクロフのドーピング判定とアスタナ撤収を僕が知ったのは、ほぼ48時間後の15ステージのCol d'Abisqueの当日だった。

その頃、ベルギー人のおじさんはカザフ男に遭遇。カザフ男もヴィノクロフの件を知らなかった。おじさんは衛星放送でニュース観てるから、知ってた。おじさんが、「ビノクロフのドーピング判定で、アスタナ撤収だよ」と彼に告げると、カザフ男はその場で、ジャージの脱ぎ捨てて、「俺も帰る」とのたまったとのこと。

おじさんは「その後、カザフ男をどこかで目撃したか」と僕に聞きましたが、もちろん答えは「否」。「多分、もう追いかけ辞めたんだろうね」というのが、僕等の結論です。

いやー、狭い。全く見ず知らずのベルギー人と以前から、ここまで接近遭遇してて、あのカザフ男の話題で盛り上がるとは。しかも、カザフ男に引導を渡した本人のおじさんに遭えるとは。おじさんも「世の中狭いもんだよ」とうなずいてました。

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  1. 2008/06/23(月) 07:12:04|
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Tour de Suisse 2008 Part VII

レース観戦前のエントリーはこれが最後です。荷物を車に積んでます。荷物が多い!たった一週間だが、途中で買物したくないし、山篭りが多いので、水、食料を最初から大量に持って行くことになりました。大事なZIPPの車輪を酷使したくないので、練習用のシマノのハブダイナモつき(WH-3N71)を持って行き、トレーニング中はこれを使って下りのブレーキを掛ける。道路ペイント用の塗料とか。今回はルーフボックス無しで行きます。

デジタルレシーバーが活躍中です。ドイツはサッカーの放送が忙しく、今回はドイツ国内のツールドスイスの放送が無い様子。だから、デジタルレシーバーで見れるスイスの放送局(SW2)を観る。日本でも放送があるそうですが、天気は良さそうですね。この天気が続くと良いのですが。

衛星放送用のパラボナアンテナが付いたキャンプ用受信機セットを2年前に買いました。これまでほとんど活躍してませんが、今回スイスの山中で試してみようかと。

とにかく、今夜出かけます。次の更新は多分一週間後です。それでは。

(加筆)
と思ったのですが...。

現在土曜日が日曜日に変ろうとしてる時間帯。やっぱり、ルーフボックス付けました。銀色の車に銀色のルーフボックス。もしテレビ中継に路肩に駐車のメルセデスベンツAクラスで、Thuleのルーフボックスがついてる車があれば、それが僕の車ですね。ヘリコプター映像で映れば確認できるかも。

さて、ドーフィネリベレでは大変なことが、クリス・アンカーがステージ勝った。しまったよ、スイスの方を録画してたよ。ドーフィネと時間がぶつかるので、迷ったのだが、スイスを録画したよ。残念だ。彼はクライマーとして、これからも伸びると思われる。そう思ってるのはリース監督も同じ。なんとシュレック兄弟並に2010年末までの契約済み。うれしいな。去年のクリテリウム・アンテルナシオナールで遭遇して以来、すっかり仲良くなったのです。とても気さくな青年なのです。大ファンです。

さて、これから荷物を最終積み込みして、シャワーして、出発です。では。

テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/06/14(土) 13:57:01|
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ロード自転車レースが好きで、Team CSCを追いかけてます。

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