日本でも多少の盛り上がりがあるのでしょうか。新城幸也選手の参加が大きいでしょう。
さて、日本の報道を(インターネット)でちらっと観たのですが、プレツールの見本市がリエージュで、という記事を見ました。これについてコメントします。
…… 大したことないです。
これは簡単に言うと、ツールのキャラバン隊に参加するスポンサーが集まって多少の記念品を配るのです。見本市というだけに、パネルでそのスポンサーの広告を見せてるだけ、というのもあります。紙のパンフレットが置いてあるだけとかで全然面白くないです。
昨年のプレツール行きました。コショヌというサラミ製造会社のブースでは大きなサラミを切って、パンに載せて振る舞ってくれます。一方でキャラバン隊が沿道のファンにコショヌが配布するのは袋に入った超ミニサラミです。
アリボー(ドイツ語だとハリボーです)は、子供向けのお菓子を配布します。これは結構ふんだんにもらえますが、グミのお菓子ですから、それほど嬉しくはないですけど。
昨年のプレツール(上記の見本市の会場に確かにそう大きく描いてある)ではコショヌが警官(会場周辺を警備してた)にサラミセットをたくさんプレゼントしてました。これはアメリカ合衆国だととても愉快なシーンなのですが、フランスでは誰にもウケてませんでした。ウケてたのは僕だけでした。
お分かりでしょうか。米国で警官を侮辱するには、ピッグ(豚)という表現を使います。豚に関係したものは警官を侮辱する表現につながります。サラミを警官にプレゼントするというのは非常に皮肉なことなのです。
そこで、一緒に居たフランス人に不審に思い、聞いてみました。フランス語だとチキン(鶏)関係が上記の警官侮辱につながるのだそうです。サラミはOKなんですね。どうりでもらってた警官達は嬉しそうだった。
毎年キャラバン隊の規模が減少してることはブログでボヤいてますから、このブログを読んでいただいてる方はご存知ですね。経済情況がやはり反映されるのです。
キャラバン隊の華やかさはダンシングガールズの数で決まります(断言)。これも減少です。悲しいです。
火曜日は仕事がありますが、水曜日は既に有給休暇が始まってます。買い物と荷造りで忙しいです。
テーマ:自転車ロードレース - ジャンル:スポーツ
- 2012/06/25(月) 23:47:07|
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